【過去記録】昭和事件史 加太こうじ著 2016.1.1

August 26, 2016

 

 

今年最初の読み終えた一冊は、こちらの本でした♪

昭和の事件と共に、時代とともに生きた人の心を描き、

また現代の問題へと繋げていく本でした。

 

戦争中は、落語は一番くだらない芸とされていたようです。

古典落語も新作落語も、落語はどうあっても

人は皆、平等で仲良く楽しく暮らしましょうという、ことになってしまうためなようです。

 

確かに、落語は日々を過ごしている人間たちの生活から、

滑稽な一面だったり、笑っちゃうような事件だったり、があるので、とても平和。

 

愛すべき人間の姿が描かれていますよね。

 

(以下1段落抜粋)

その点では、名将、勇士、英雄、豪傑、忠臣、義士、勇女、烈婦、貞女、孝女、名僧、侠客、その他を封建道徳守るための手本として読んだり語ったりする講談と浪花節は、軍部や軍国主義者に好まれる芸だった。漫才はお笑いのうちに軍国主義賛美をすることができた。しかし、落語の笑いは平和のなかで育ってきた伝統があって、それが落語の気分を作る要素になっている。浪花節はヤクザ者を侠客などといってほめるが、落語にはヤクザを笑いものにはしても、ほめる噺は一つもない。その点では、落語は平和の芸であると共に堅気の精神を持つ芸なのである。

 

 

ということで、私が落語がなぜ好きなのかまた一つわかった気がしました。

 

 

また、要所要所の事件、著者の現代に生きる人への警告が連ねてあるように思えました。

 

というもの、現代はメディアがものすごく発達しているわけで。

そして、それにものすごく左右されています。

何せ、映像というものは説得力があるように見えるからすごい。そして、恐い。

 

自分も含め、

目立つ事件や、聴き映えの良いニュースや情報にぱっと食いつく人は多い。

そして、そうなんだ、とすぐ思うのも早い。

 

だけれど、水面下には狡猾な人間がたくさんいるもので。

だれか、(それは組織かもしれないですが)、その情報は何かをごまかすためのエサだったりするから

 

その危険について、伝えようとする文章を何度か見かけました。

 

 

冷静に判断するためには、ごまかされずに生きていくには、

知っていることが一番の武器だと私は考えています。

知識のない人は選択することができないから。

 

それから、知らない事は罪である時もあるとも思っています。

 

何のために、歴史があるのか、なぜ人間は争い続けるのか。

それは、明確に皆答えるでしょう。

価値観や意見の違う人間がいるから、と一言で片づけるのは簡単だもの。

でもね、それをわかっていて、どうしたらいいのか、何をすべきか

なんとか抗おうとするくらいの心と,

考える力を持っていてもいいじゃない。

 

別に、平和をはジョンレノンだけが考えるべき問題ではなく、

 

人知れず生きている私や、

考える余裕のある生き方ができる人間が

考えるべきことなのじゃないかな、と。

 

 

そうでなければ、訳も分からずに亡くなっていった人たちの心はいったいどこにいくのでしょうか。

悲しすぎる。

 

 

今年も、引き続き満州についての勉強続けようと思います。

次読む本は、本多勝一さんの、「中国の旅」かな。

沢木さんの「テロルの決算」も私を呼んでいる…

 

もちろん、どんな本も鵜呑みにはしないように。

私の人生の先生から言われた言葉です。

 

 

yuka.

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